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住宅ローン特則
住宅ローン特則とは、住宅ローンの残金を減額するものではなく、残金全額の一括請求を待ってもらったり、完済までの期限を延ばして毎月の支払金額を少なくしてもらったりするといった、住宅ローンの変更を認める制度です。
住宅ローン特則(住宅資金貸付債権に関する特則)を利用するには、
建物に住宅ローンの抵当権が設定されていること
住宅ローン以外の抵当権が設定されていないこと
代位弁済が行われた場合は6ヶ月以内に申し立てを行うこと
本人が所有している住宅であること
住宅兼店舗の場合は、床面積1/2以上が住宅であること
といった条件を満たさなければなりませんが、マイホームを手放したくないという人は債務整理の中でも民事再生を選ぶ傾向にあります。
期限の延長期間は10年以内で、70歳までに完済しなければなりませんが、貸主の同意があれば10年以上の延長も可能ですし、70歳を超える年齢での完済も可能です。
住宅ローン特則を含む再生計画が認可されると、住宅ローンの保証人も本人と同じように、残金全額の一括請求を待ってもらえます。